2013年9月

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「味スタ」が近いので

2013.9 / 29

昨日は国体の開会式

すぐ側の「味スタ」がメインのスタジアムとあって

朝から要人警備が張られ

なんだか

サロン周辺の道路までもが

規制されるような一日

もちろんサロンワークなのですが

時間に正確な

この国ならでは

夕方5時きっかりにサロン屋上へ

サロンカスタマー様数名と

上がる

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遠くに見れるのが味スタ

他のビルの屋上にも沢山のヒトが見受けられ

皆さん仲良しな方なので

手を振ってご挨拶後

遠くから

やって来た

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味スタ上空でパフォーマンス中の

「ブルーインパルス」

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すごい爆音とキラキラ光るような機体の輝きが印象的

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5機の編隊が散ったと思ったら

違う方向から

一機

ドキューンと突き抜け

くるくるっと

サロンのカメラで頑張りましたが

難しいですね

連写出来ないと上手く行かないし

肉眼で楽しみたいですし

一瞬でした

さようなら

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そんな

『「味スタ」が近いので』

でした

arts-crafts

お礼に!

2013.9 / 23

9/19

それは

私のBD

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スタッフに写真集とケーキを戴いたので

お礼の言葉で返させて頂こうと思う

そんなところ

先日の弾丸旅行である感じた事

北釜の親方と打ち合わせ中の私

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ものづくりを通し

世界は違うものの師匠と言う立場で

弟子の事に飛び交う思考の行って帰って

そんな話がひと時過ぎ去り

見渡して気づいた事が

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ねこが裸足は解るが

土を捏ねるお弟子も裸足

都会から訪れるお弟子さんも昨今増え

ここ2、3十年前から裸足で制作させていると言う

もちろん

ろくろ回しの他のお弟子さんも

裸足

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しかも

本土ではなかなか見慣れない

左回り

ここでキーワード

「裸足と左回り」

裸足は現代ヒトの失われた感性を呼び起こす

そんな

手段の一つ

現代ヒトは五感が鈍り

作風に個性が発揮するに少々時間がかかる

そこで

親方は考えた

「裸足」

これで

10年もがいて花が咲く

そして

左回りは南方系に多く見られる

回しにくいが表情豊か

機密でブレの無い右回りとは一味代わった

ユルい器が出来る

これで

安定した作品が出来るようになるまでは

もちろん

1年や2年では到達出来ないのは

ご想像の通り

数百年もの時間を経過しても

技法やプロセスを見直し

今のヒトに合う手段を模索してもなお

私に何か無いかと刺激し合い分かち合う

そんな

『気』

そもそも

簡単に出来る事など何も無く

今出来ていると思っていても

やがて気が付く

あの頃は

「出来ているつもりでやっていたな」

モノ好き モノづくり

理屈じゃない事多くあれど

自分を過剰に評価していては持たない

あなたは

楽しくも 辛くも

「これからも長い長い道のりのヒト」

どうせなら

『気』

見直してみたらどうでしょう

その『気』があれば

視え方は違うはず

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今を大事に今やれる事を実行し

そして

『気』を込めて

そんな

「お礼に!」

でした

space-design

何か終わると何か始まるね!

2013.9 / 18

一つ終わると何か一つ始まる

そんな感じなのかな

終わる前に幾つかのやりたい事が控えている

複数の事柄を平行に進めるような事も慣れて来たし

行動力が下がらないよう

効率を図ったりも自ずとやっているような気がする

始める事柄をやる意味を持つか等

深く考えてはいないのですが

それは

いつの間にか勝手に

整理されているのでしょう

最近はサロンのディスプレイ

フラワーアレンジの生け込みを色々試しております

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先週マイガーデンより切り出した

ナンテンをベースに今週は残ったケイトウ

それに

残った「ビバーナム コンパクタ」

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赤系で下はまとまった

残り物が出るようにもしているし

残った花材の組み合わせ等も計算した生け込み

そして

「ゲットウ」

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こちらも2週目に入り

水は既に抜いてありますので

ドライになる途中

その変化は面白く

鮮やかな黄緑もあれば

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オレンジ色に色づいて来たのもあれば

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既に種が顔を出しているものもある

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今期に入り2度目の登場は

「ハナセンナ」

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2度目となると

葉の間引きのコツものみ込めたような気もしているのですが

このような花期の長い花材が穫れる

環境がある事に恵まれているし

救われている

サロンスタッフに感じてもらいたい事

そんな

メッセージ

サロンカスタマー様に感じてもらいたい

メッセージ

いろんな試行錯誤で見いだせたら良いかと思う

新しい試み

そんな

「何か終わると何か始まるね!」

でした

「単幹種」
タンカンシュ

のお話ですよ

幹が一本で高くそびえ立つ品種が多い

そんな

中でも代表的な種は「ヤシ」でしょうかね

2種のヤシから

面白く解りやすい現象を確認したのでご紹介

先ずは

「ユスラヤシ」

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相当高く伸びてますね

15メートルくらいでしょうか

実は

ヤシには年輪がありません

なので

横シマになっているところをおおかた数えます

しかしながら

何歳かははっきりしません

横シマ一つが一年経ったとは言えないのですよ

「横シマは葉が落ちる際に出来るの痕」

なので

一年で3つくらいの痕が出来ると思われますが

気候等の環境によってははっきりしないのです

そこで

ユスラヤシの正常な痕は

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しかしながら

ちょいと異変が起きているのが

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これは

移植した時に出来る

成長のリズムを狂わせた証

なのですよ

普通は見落としてしまいがちですが

移植組みと既存組みが混じり合っている事もあるんですよね

そして

「アシカヤシ」の奇妙な現象

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右の枯れた幹は確認出来ますかね

その同じ高さに通常の幹は一本なはずなのに

二本に分かれているものがあります

これはウイルス等の影響で危険な状態を悟った時等におこる

自らの強い対処法で変異し二本に分かれた現象なのです

対処を普通にしておれば何も無かったように伸び

過剰に対処して二本に分かれたもの

そして

対処を怠り枯れたもの

それらが

この中に共存してます

更に貴重なものが

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下で二本に分かれ

更にその上でそれぞれ分かれておりました

この現象は一万本に一本くらいの現象らしいですが

当然

頭が重くなり

曲がっております

それはそれで

単幹種の特徴である

無駄に横へ枝を出さず

密集地帯であっても周囲の植物より早く上に延び

陽を受ける最大のメリットは無くなってしまいます

う〜

そんな

「沖縄植物観察紀行」

でした

ラッキーな事に幼樹が手元に

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「リュウゼツラン」

どんな植物かと言うと

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これは同じ仲間の品種が違ったものになりますが

1年前に沖縄へ行った際に

不思議に伸びる真ん中の幹のような物体に疑問を抱いて

謎が解けず

消化不良をしていた

今回

意気投合した現地の案内役の方に

下に落ちている幼樹をいただいたのですよ

中心部から伸びた幹のようなものが

約5メートルほど伸びて

花を咲かせ

花が終わると

たくさんの幼樹を付けるのです

高く伸びる事で分散しやすくなるのでしょうか

小さな品種の場合は株もとから株分かれするのですが

このサイズになると

違った手段の方がより良く子孫を残せるのでしょうかね

私がいただいた幼樹を拾ったその上には

まだまだ沢山付いておりました

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切ないようにも感じますが

これが終わるとゆっくり枯れて行くのです

少し離れたところに

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枯れた亡がらを確認出来ました

100年近く生きてやっと花を咲かせ

このように枯れて行くのですよ

いただいた幼樹

これから

試行錯誤で育ててみようかと思う

そんな

「沖縄植物観察紀行 その2」

でした