2015年11月

space-design

こぼれの什器

2015.11 / 24

こぼれた什器を追々やって行かないと

『ボックスベンチ』

本当はハイバックにしたかったのだが

残念

IMG_5493

これだけあっても

どう切り出しても材料が足りない

全ての材料を幅調整を施し

基準になるサイドプレートの切り出しに入る

フシの位置が景色的に良いか端に来ないか等に注意し

切り出した4枚(2台分)のプレートを合わせて整形する

IMG_5494

基準が出来て

足下の加工を加え

IMG_5495

補強下地のフレームを数ヶ所廻して行きますが

最後のプレートの収め方や施工上の工具の入りで進める順序を決め

最小限で強度を上げるよう心がけポチポチ進める

IMG_5500

ホワイトパインは強度がある方ではないので

見えない内部は以外と複雑

IMG_5502

因に

アンティークのパイン家具を視ても床との接点が広くなる事も上に述べた同じような理由ですが

接点を全周にしてしまうと床のなりが中央部等に接してしまう事があり

ガタが出るので硬木よりは接点広めでデザイン的にもいい程度の開口を作って

4角の接点に

IMG_5503

日が暮れたので

今日はこの辺でおしまい

来週の火曜日に続きますが形が見えれば早いと思います

そんな

「こぼれの什器」

でした

什器を少々零しておりますが

昨日内装は終了し

本日よりリニューアルオープンしております

設計及びデザインから製作まで広く関わりましたが

皆様のご協力で無事に終了しました

スマフォ撮影ですが抜粋し

拡張スペースには12〜13席確保し現場施工のボックスベンチを奥まったスペースに設置

柱材は145角ポプラの古材

床は見切りを2ヶ所入れて乱張り床素材は幅38、57,127乱尺(厚19)レッドオーク

左官壁は2タイプの砂漆喰(ネタから作ってます)

IMG_5459

ワイド450のホワイトパインと幅38のレッドークの腰壁

IMG_5462

拡張フロアーから事務所スペースへのプランクドアー(非常口としても機能)

IMG_5463

アイアンの持ち送りに出950幅600のオークの天板テーブル(ワン子も足下へすっぽり)

IMG_5465

二種類のライムストーンに包まれたアンティークのコークスレンジ

IMG_5466

IMG_5469

即興で製作したビル全体の電話線の集合ボックスのカバー

IMG_5471

拡張厨房側のカウンター(ライムストーンを芯壁に積んでます)

IMG_5461

砂漆喰とビンテージオーナメントの白熱球(調光機能)

IMG_5482

ワイド・ホワイトパインの壁とエイジング加工済みの照明(上と同タイプ)

IMG_5481

拡張前のフロアーと拡張スペースを結ぶアプローチ(奥ではスタッフがオープン準備中)

IMG_5472

仮設ですが什器はセッティングしてあります

IMG_5486

IMG_5487

看板犬のヒニーとビッケがお待ちしています(写真はヒニー)

IMG_5484

簡単ではありますが報告させていたたきました

機会があれば又は興味があれば是非お立ち寄り下さい

心より

IMG_5483

そんな

「ARMS拡張プロジェクト内装終了!」

でした

space-design

その後の

2015.11 / 13

進行具合の報告兼ねて

ま〜

久方ぶりにブログ更新にたどり着きまして

気持ちの中では

このプロジェクト初のちょっとだけアドバンテージを手にした感じの今宵でございます

さて

現場の進行状況は

関係者の皆様の多大なご協力のお陰で進んでいます

今夜の作業と内部の状況

IMG_5423

今回は「村樫のしっくい」で秘伝の砂配合のネタを拵えまして

昨夜の続き

拡張までにやれるとこ左官仕上げの壁をターゲットにしごいてみました

IMG_5424

昨夜のネタとは質感を少々変えたくて試みたネタは上手い具合に調合出来たようで

何より

IMG_5435

フロアー全体の広さの割には細かくて左官作業はハードですが

他の作業とは違い静かな作業ですから無心になれていいものです

作業後

積み上げたライムストーン(トップはこれから)とポプラの柱は見て取れますが

レッドオークのフローリングは養生の下に封じ込められております

しかしながら

非常に相性がいいのは何となく伝わりそうな見え隠れでは無いでしょうか

IMG_5433

後一週間もすれば什器を残し全てが調和するのが楽しみです

サロンカスタマー樣方にはご迷惑をおかけしますが

来週

月〜木

最後の結び工事と仕上げのためサロンをお休みいたしますが

よろしくお願いいたします

そんな

「その後の」

でした