2014年12月8日

productdesign

その後のサロン用ワゴン

2014.12 / 8

ウチのモノをウチで企画してます

どんなモノかと言いますと

サロンで使うモノは在り来たりなモノではなくて

空間コンセプトにマッチした

末永く大切に使い相棒のような存在である事と今のサロンの技量試しである事

将来の自分達が出来た時の事を思い出せるような愛着の沸いてくるモノ

そんな

「ワゴン」

私がプロデュースしたこれまでのモノと違い

ツマミとキャスター以外は全てオークの無垢での製作になります

なので

少々時間もかかります

根気よく進めて行くしかありません

本日

「仮組み」で最終の仕上げに向けた打ち合わせ

IMG_3471

仮組みなのですが既に完成が見えますね

釘やビスを使っていないので仮組みをしバラし確認しながら進んで行くんですよ

IMG_3472

IMG_3473

通常の家具に比べワゴンの場合は特に気をつけなければいけない事があります

例えば

動くワケですから

裏面の仕上がり/スムースに動き倒れにくい重量バランス/薬剤等での変色

etc.

しかしながら

今回は

始めにデザインした通りに進んで行くではないですか

途中での変更や修正がこれほど無く進んで行く事は

IMG_3474

もうしばらくかかるでしょうが

完成が楽しみです

それにしても

分かっていても箱モノは部材点数多くて驚きます

そんな

「その後のサロン用ワゴン」

でした

productdesign

シリーズ完結!

2014.12 / 8

総手縫いのポーチが完成したよ

IMGP6483

国産いや東京産にこだわって展開したシリーズの完結

主素材部分 前、背胴面/牛革ステア(シボあり革)

イタリア トスカーナ プッチーニ社製

そして

マチ幅、ハンドル部分/牛革ダブルショルダー(スムースレザー)

イタリア トスカーナ MPG社製

どちらも

『イタリア植物鞣し本革組合所属』

IMGP6484_2

マチ部分にはコシのあるスムースを用いる事で程よい柔らかな風合いを保ちつつ

崩れをとどめる重要な役割をもつ

内側縫いまでも総手縫い仕立てにし見えない部分にもこだわりを持った作品になります

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美しい縫い目は熟練職人の成せる技

使い込むにつれ風格が増し更なるモノへの愛着となるでしょう

WALDESファスナーについて

IMGP6488

1930年代のアメリカで実在していた歴史あるジッパーブランド

当時の製法と規格を忠実に再現し

テープは綿糸100%を使い昔ながらの力織機で織り

横糸を強く打ち込む事で強度のあるテープに仕上がっている

エレメント(金属部分)にメッキは施してないので

革とジッパーともに経年変化を楽しめる

前回のトートのインナーセカンドバッグとしても遣い勝手が良いように出来ております

IMGP6485

撮影が終わったのでやっと遣えるぞよ

〜〜〜

そんな

「シリーズ完結」

でした