2013年2月

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察する心があれば

2013.2 / 28

RAZZLE DAZZLE

こちら

先日お邪魔したら

10周年だそうで何よりおめでたい

そんなところ

過去数回ほどお願いした仕事

「座面の張り替え」

706

「オートバイのシートの制作」

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その他

考えれば

いつも何の気無しに

「察してくれている」

リョウジ君

10年はあっという間でしょうね

察する事が出来れば

何でも上手く行く世の中に思えて

察してもらえる事に有り難く思う

貴重なんでしょうね

察する事が出来るヒト

先日ひょいとお邪魔したら

彼の愛車プロジェクトが少し進行してました

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こんな事をしていると

自然と対応能力は身に付いて行くのですよ

遊ぶ心が無ければ教わっただけの知識しか入らないと思います

なので

ヒトのやらぬ事や好奇心にあおられた事

そして

やらねばならぬ事を察してやっていれば

自然と良い環境が出来るもんですよね

そんなことで

10周年おめでとうと言いますか

10年後を楽しみに


そんな

「察する心があれば」

でした

space-design

ランプシェード

2013.2 / 27

新作のランプシェードが完成

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制作は田中俊之氏

昨日の事

トシちゃん飛来

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数点の試作を持ち込んでもらい

色々と確認する

二人

早々

SANYOさんにてお願いをしていた配線をセットし

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テストしたところ

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さし色に選んだパープルが良い感じ

他にも

何気に内側に半透明の乳色を施してもらったものも

なかなかの出来映え

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そもそも

在ってもおかしくないような

このデザインと色のランプシェード

なかなか存在しない理由は

この色出すのに大変なプロセスを要す

無い物ねだりと言うワケではないのですが

こんな

さし色が欲しかった

そんな

「ランプシェード」

でした

space-design

赤レンガ

2013.2 / 26

気持ちよい仕上がりですよ

積まれた

「赤レンガ」

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その

「赤い色」

土に含まれる鉄分が適温で焼かれると赤くなる

その

「赤」

サロンの調和は理にかなっているのですよ

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なぜなら

拡張スペースで使っている木は

「ホワイトオーク、レッドオーク、ナラ、栗、ケヤキ」

全てメの詰まった硬い木

これらは

アイアンとの相性は言うまでもなく良いワケで

その鍛鉄そのものの原料が鉄なのだから

相性が良いのも何となく解る話

そして

もう一つ

秘策を仕込んでおいたのですよ

壁の仕上がりは砂漆喰

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表面の質感はレンガに似ているし

調色の際に私が混ぜ込んだのは

「酸化鉄」

その酸化鉄の多く含まれた土を焼くと

赤いレンガになるのですよ

なので

「サロン内は仲良しこよしの材ばかり」

そして

本場英国製のこのレンガ

表面には

ざらざらとした粉がまぶされています

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つまんでみると

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これは

モルタル等で積み上げて行く際に

表面に付いた余分なものを取りやすくする為のもの

なので

モルタルを喰わせる面は取り除いた方が良いでしょう

そして

下側はフトコロが有って

モルタルを大量に喰い強度のある壁面が可能となる

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あらかじめ

半割にカットしておくと

施工が楽だし現場は汚れません

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切断面はメの詰まった上質のレンガだと一目で解ります

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そんな事で

かなり重さもあるので見せかけなくとも

自然と重量感が出るのです

施工の始まり

凹みのフトコロにモルタルを山状に

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ひっくり返しで乗っけます

端と端を積んだら糸でガイドを取る

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何度かピッチの確認をしながら

一段目は慎重に積んで行く

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慣れるまでは手前下がりになりやすいので

注意

タタキは奥側だけで十分

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横並びを終えたらメジを入れて一段終了

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二段目以降は同じ要領で

午前中で6段

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17時過ぎに予定の面の13段が積み上がりました

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完璧に近い上がりでホッとしております

因に

赤レンガのメジは白が通常です

白モルタルの場合は

「白セメンと山砂」を混ぜ合わせる

そうすれば雰囲気が大変良いですよ

サロンの場合

白メジを用いるとレンガの面が目立ち過ぎてしまい

全体の調和が損なわれると判断

なので

セメンを多めのモルタルで施工しております

しかしながら

まだまだレンガ施工の予定は終盤を残しております

そんな

「赤レンガ」

でした

space-design

第3クールも中盤

2013.2 / 20

早朝7時過ぎの入りはちょいとお寝む

そんなところ

徹夜明けのヤマちゃんに気を遣ってか

半日で終えようと

入りを早く設定

しかしながら

眠気覚ましのコーヒーも

効き目が無い

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となれば

ヤマちゃん来る前に

下ごしらえの一仕事

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邪魔な不要のアンカーをカット

これで

お目覚めの

2ヶ月ほど前になりますが

本日設置の

柱用のアイアンは新潟のナオキより届いてました

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少しばかり寸出し等をしていると

ヤマちゃん現れ

墨出し作業

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下の位置を決めアイアンのベースを留めたら

上位置決めて

穴空けしアンカーで留める

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柱の上側を差し込み

下を寄せて

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叩き込む

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すっぽり収まった

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因に

この『栗の柱』

3ヶ月ほど前からサロン内に保管し

環境と馴染ませておりました

乾いての

反りや割れの検証の為ですが

特に問題は有りませんでした

話は戻り

ビス留めし

座板を横に流し腰壁の上に流す見切りの板を留める

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そしたら

内側に細い腰壁の板を留めて行く

この材は先週 厚木で仕入れたもの

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ここまで終わって 予定の12:00

お昼をとってヤマちゃん離し

ちょいとした

残り作業に戻る

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仕上げのオイル(きり油)を塗り

木工の下ごしらえが終わる

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あえて

用途に不要な幅木は付けません

イメージですが

カウンター外側の「見えの面」は積みレンガの仕上げ

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横へ7個で13段積み上げます

はめ込みなので

寸がきっちり出ていないと後が厄介なのですよ

それと

貼ったレンガは積んだレンガのように見せても

しょせん貼った感じは消せません

!!!

因に

来週積む予定

この作業と同時に並行作業したのが

タオルストッカーの『その後』

作業前

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ナオキに制作をお願いしていた

装飾のアイアンプレートを留める

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プレートを留めた後に穴空けの位置を決め

自由調のホールソウで穴を空ける

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切り口をルーターで処理

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オイルステインで仕上げ

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今日のところは

ここまで

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センターのアイアンプレートは

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全体的にかなり横長ですが

やっと全体美と便利さが出て来ましたね

最後の装飾を施すまでは

もう少し

そんな

「第3クールも中盤」

でした

space-design

腰壁の板材を探して

2013.2 / 12

材料を探す事はそう簡単な話ではない

そんなところ

サロンが休みの事もあり

厚木のGALLUPさんの倉庫へ

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いつもお世話になっている仲山さんと挨拶かわし

外のアウトレット品に目をやる

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ここには無い

研けばそれなりの雰囲気を醸し出す材なのだが

揃わない

欲すところの量

そして

ちょいと気になる

入荷したばかりの

「イタリア産のテラコッタ」

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厚いテラコッタは本来貼りにくいとされ

国内ではやや嫌われるのだが

本来はこれが正当

厚いフローリング材を貼るのであれば

テラコッタもこの厚みが欲しい

因に

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入手を止めたメキシコ産

残った半端なものを比べるのもなんですが

若干精度が悪く薄いのですよ

そんなこんなで

中へ

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右は古材

左は新材が主

大まかですがそれなりに整頓されてます

古材

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ヨダレが出そう

しかしながら

今回の目的はそれとは違う

更に奥へ

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このへんだね

有った

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幅の狭いオークのフローリング材

残り物の

「福」

少々加工を施せば

行ける

判断

お値段も良い加減で良かった

数種の半端な材の中から

使える材を探し当て

話が終わったところで

気になるフローリング材がこちらにも

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昨今目面しい

オランダ産のオーク材

細かいヘリンボーンに適している材

いつの日か是非

貼ってみたいもんですね

使い道も決まらないのにこんな材に

目を狂わせる

どうかしてますかね

他にも

以前はほとんど入らなかった

英国産の材

今では

少々入るようになったとさ

そんな

「腰壁の板材を探して」

でした