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気持ちよく!

2013.11 / 19

今日は天気がよくて

気持ちよかったですね

庭の手入れをしようかと

ワン子と外へ出たのですが

日溜まりのイチヂクの下へすぐさま飛んで行くんですよね

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熟したイチヂクの実が落ちていないか

外へ出る度に行くんですよ

陽の入りにくい奥は少々黄色く色づいておりました

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野鳥にお裾分けしようと残しておいた

完熟の実

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分かりにくい場所なはずなのに

きっと

食いしん坊が見つけたのでしょう

アメリカハナミズキは深い赤に紅葉し

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もうじき葉が落ちる一歩手前な感じ

気になったテルテモモの枝を剪定

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ベンチのすぐ脇にある事もあり

少々

絵的に影響が大きいので

数年かけて曲線を描くよう手入れ中

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選定を終え

意外とおろそかになる水やりも終え

輝く下草のグリーン

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落ち葉とのコラボも良い感じです

そんな

「気持ちよく!」

でした

先の火曜日の事

清里へ

「清里山野草ガーデンの造園中」

との事でひとっ飛び

着くや否や目に飛び込んで来たのが

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そもそも

アメリカ以外では関係ないはずのハロウィン

私は不自然に感じますが

今や定番化したようですね

気を取り直して

清里に来たらジョン・ディアーでしょ

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あ〜

ビンテージトラクター

いいね

このトラクターが無ければ

清里の開拓は無かったかも

キャタピラはあまり見かけないですよね

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数分歩いていると

シトロエン

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昼にはソーセージいただいたので

清里の恐るべしを感じる

アメリカ/フランス/ドイツ

ここまでの話

そして

これからが

本場イングランドのガーデナープロジェクトのご紹介

なのですから

話はもっと根本的な事から進めますね

異国文化も昨今はネジ曲がったりしているケースが多く

それが

この民族の文化や進化に違和感無く馴染むケースもあるワケで

それが良いとか悪いとかではなく

永年かけて淘汰した文化を知り得ないで真似ると

良いところに気が付く事が無く

仕上がりのクオリティーが低くなったりもしてしまい

似ていても違ったものになったりするワケ

なので

ほんの数時間頑張れば

本場の本気のパーゴラに出会える機会を見逃すワケには

いかない

在住英国人ポール・スミザー氏のパーゴラ

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木組みはこうですよね

極力

木理を生かし

繊維を壊さない最低限の割いた角材

水切りの関係

そして

表面のチョウナのかけ具合

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ジョイントやブレース
(継手や筋交い)

特にブレースのカッコミは痺れる

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もちろん

ペグもナイフで仕上げてあり

因に

ペグは釘を使わない木組みの場合

20ミリくらいの乾いた硬い木のスティックをさし込み

抜けないようにし

挿した後にペグが水分の関係で膨らみ

柱や梁等の構造体は全て生木で造るので

時間と共に乾き穴が閉まる

と言った仕組みなのですよ

しかも

ハートまで彫ってましたよ

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おまけに

センターのペグは矢になっていてが貫かれていましたよ

こんなの見たら

「パーゴラ制作プロジェクト」

やっちゃおかな

最後におまけの品種不明ですが

綺麗でしたので

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そんな

「本気のパーゴラはこういうヤツと思う」

でした

「単幹種」
タンカンシュ

のお話ですよ

幹が一本で高くそびえ立つ品種が多い

そんな

中でも代表的な種は「ヤシ」でしょうかね

2種のヤシから

面白く解りやすい現象を確認したのでご紹介

先ずは

「ユスラヤシ」

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相当高く伸びてますね

15メートルくらいでしょうか

実は

ヤシには年輪がありません

なので

横シマになっているところをおおかた数えます

しかしながら

何歳かははっきりしません

横シマ一つが一年経ったとは言えないのですよ

「横シマは葉が落ちる際に出来るの痕」

なので

一年で3つくらいの痕が出来ると思われますが

気候等の環境によってははっきりしないのです

そこで

ユスラヤシの正常な痕は

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しかしながら

ちょいと異変が起きているのが

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これは

移植した時に出来る

成長のリズムを狂わせた証

なのですよ

普通は見落としてしまいがちですが

移植組みと既存組みが混じり合っている事もあるんですよね

そして

「アシカヤシ」の奇妙な現象

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右の枯れた幹は確認出来ますかね

その同じ高さに通常の幹は一本なはずなのに

二本に分かれているものがあります

これはウイルス等の影響で危険な状態を悟った時等におこる

自らの強い対処法で変異し二本に分かれた現象なのです

対処を普通にしておれば何も無かったように伸び

過剰に対処して二本に分かれたもの

そして

対処を怠り枯れたもの

それらが

この中に共存してます

更に貴重なものが

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下で二本に分かれ

更にその上でそれぞれ分かれておりました

この現象は一万本に一本くらいの現象らしいですが

当然

頭が重くなり

曲がっております

それはそれで

単幹種の特徴である

無駄に横へ枝を出さず

密集地帯であっても周囲の植物より早く上に延び

陽を受ける最大のメリットは無くなってしまいます

う〜

そんな

「沖縄植物観察紀行」

でした

ラッキーな事に幼樹が手元に

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「リュウゼツラン」

どんな植物かと言うと

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これは同じ仲間の品種が違ったものになりますが

1年前に沖縄へ行った際に

不思議に伸びる真ん中の幹のような物体に疑問を抱いて

謎が解けず

消化不良をしていた

今回

意気投合した現地の案内役の方に

下に落ちている幼樹をいただいたのですよ

中心部から伸びた幹のようなものが

約5メートルほど伸びて

花を咲かせ

花が終わると

たくさんの幼樹を付けるのです

高く伸びる事で分散しやすくなるのでしょうか

小さな品種の場合は株もとから株分かれするのですが

このサイズになると

違った手段の方がより良く子孫を残せるのでしょうかね

私がいただいた幼樹を拾ったその上には

まだまだ沢山付いておりました

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切ないようにも感じますが

これが終わるとゆっくり枯れて行くのです

少し離れたところに

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枯れた亡がらを確認出来ました

100年近く生きてやっと花を咲かせ

このように枯れて行くのですよ

いただいた幼樹

これから

試行錯誤で育ててみようかと思う

そんな

「沖縄植物観察紀行 その2」

でした

弾丸で行く沖縄

実は大きな課題が私には在る

プラントハンターの腕を上げる

いや

自然に本土でも順応する品種の開拓

!!!

今回は急遽予定した事もあり

時間の余裕は無かったのだが面白い品種の確認が出て

大収穫でした

目の前には目を見張るほどの

「ヤシ」

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今日はさっそく話をそれ

「ロウソクの木」

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昔はこれをぽきっと折ってロウソクのように使う事もあったよう

「それは嘘」

あくまで形状から由来は来てますよ

上を見ると

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キューリのようなものが大量にぶら下がっている

花が終わると

このような実を大量に付けるワケ

花が咲く前が

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細くて小さいですよね

話はまたまたそれますが

実の生り方はだいぶ違ってますが

形状が似ているのが

アフリカ原産

「ソーセージの木」

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現地には無いのでこちらの写真はGoogleから

食用にはならないようですが

大量に生ってますよね

ロウソクやらソーセージやらおかしな嘘みたいな名称ですが

本当ですよ

そんな

「沖縄植物観察紀行 その1」

でした