2012年7月

space-design

根太受けがついた!

2012.7 / 31

本日

「根太受け」

付きました

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これがつくと梁の天井もより締まった印象なります

通常

柱 梁 根太受け 根太 天井板

そんな

順番なんでしょうが

内装の場合

順番が違って来るんですよね

そんなところ

作業は3メン+手元に1レディー

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無垢材の重さとの戦いなのですが

意外と仕事は早く進みましたね

ケミカルアンカーが乾いたら

締める

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そしたら

スカーフジョイントに詰める

「ペグ」

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これを挿して

軽く叩き込む

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そしたら

アンカー余りの全ネジカット

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後は切り口をタッチアップして

終了

因に

天井左官をやりやすくする為に

昨夜

端は漆喰入れておきました

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そんな事で福島産の生木

くり材の設置完了

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ご褒美の「ガリガリ君」本日

1本目

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そんな

「根太受けがついた」

でした

space-design

漆喰ネタの仕上げ

2012.7 / 26

作業灯も完備された現場

サロンワーク後の涼しくなった夜間

漆喰のネタを仕上げる

そんなところ

元ネタは練ってから既に2週間が経とうとしている

それは

熟成を待つため

先に元ネタを練っておいたのだが

色やネタの水分調整

そして

砂漆喰上に砂の含有量などの細かな微調整を要す

元ネタに感覚的に追加の材料を足したり

秘伝のネタをトッピングしたり

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混ぜる

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そして

念のために乾いた状態の確認をする為のサンプルを塗る

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明朝には確認出来るでしょう

そして

更に熟成させる為にパッキング

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仕上げのネタは固めなので

練るのも少々苦戦します

本日練った仕上げ用のネタは

150リットル

そして

元ネタ50と調色用のネタ50

総数

250リットルが揃いました

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こんだけ練っても

追加が出ますけどね

そんな

「漆喰ネタの仕上げ」

でした

space-design

今日のアレコレ

2012.7 / 24

今日はシンナーを吸う事から始まった

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ガラスの面をシンナーで綺麗に拭き上げ

少しばかり時間を置き

マスキング

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マスキングを終えたら

プライマーを施し

枠部分をブラックオフ

そんなところ

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乾きを待ち

マスキングを剥がせば

締まった窓斑が現れる

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ここで先日新潟から送られて来た

窓枠

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空調配管の処理に伴い

右は後回しなのだが

左から3つはここで取り付ける段取

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ただのアイアンではないですよ

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アップで視ると

かなり味のある仕上げでございます

更に締まる窓斑

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高窓処理も終わりかのようには視えますが

あくまで

今日のところは

まだまだ峠はこれから

!

そしたら

高いとこついでに

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先週付けた根太関係の仕上げ

増し締め ネジカット タッチアップ

ここで

午前の作業が終わる

午後は頼んでおいた

根太受けが届いた

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福島産クリ材のグリーンウッド

つまり

「生木」

なので

灰を塗った後に乾かないようにラップで巻いてある

因に

灰を塗ってオイルで仕上げると

オーガニックで落ち着いた仕上がりになるワケ

仕上げる私

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長手に使う根太受けはジョイントが必要

「継手」無しはあり得ないので

スカーフジョイントの中で選んだのは

「Belveled Scarf Joint」

下左

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右側がタンオイルを塗る前で左は後

総数8本を仕上げ

ゆっくり乾くようシート巻き更に時間を置く

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しかしながら

スカーフジョイント並ぶと圧巻

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グリーンウッドの扱いも慣れないと大変ですが

これをやってのけないと

パワーウッドワーカーとは言えません

そんな

「今日のアレコレ」

でした

arts-crafts

20周年記念企画!

2012.7 / 21

思えば

20年が経ちました

なので

「記念のリング」

そんなところ

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作者

『ゆい』

素材

『シルバー』

モチーフ

『西洋カナブン』

20年の企画にしては豪勢か

20年もやってこれたのだから

記念のリングは良い思い出になるな

せっかくだから自らデザインして「ゆい」さんに制作してもらった

5ヶ月余りか

当然

時間もかかる1点もの

思えば

16歳の頃

美容師を目指しアレコレ活動をはじめた熊本在住の時代

こんなリングが欲しかった

上京し修業時代も含め

30年が経とうとしている

『ZAP設立20周年』

そろそろ何かやろうとしていた昨年末

思いついた

記念のリング

男なのだから

キャシャな指にハメルのもなんだな

そう思い

選んだ指は

「人差し指」

それが

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細部にわたって良く出来ております

出来たてホヤホヤのピンサラ

なので

これから

私と共に年季を加え

いい味出してくれると思っております

そんな

「20周年記念企画」

でした

others

久方の休暇

2012.7 / 18

久しぶりだな休暇は

思えば3ヶ月ほど休んでいなかった

本日は休暇

アメリカから帰国中の友人に会う約束で向かうは

「三鷹の森ジブリ美術館」

そんなところ

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ここの左官作業を担当したのは

鈴木大先生

目に入る全ての左官仕上げに目を通す

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大方の技法を知ってはいるものの

規模が違うのでそれはそれで良い物視させていただいた

内部は撮影禁止なので

外部のみ

入り口で友人一家と合流し

4歳になるノア君の良いお友達になろうとする

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暑い事もあり

水遊びは弾んだのだが

ちょいと気になるアイアンの造形

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指を入れて内部の造作チェックをさせていただいたが

当然の事ながら

大変丁寧に創られている

屋上へ上がると

これ

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ついでに記念撮影をし

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5年ぶりの再会を楽しませていただいた

昼食を終えて

現場に戻る私

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今日は下地左官のみでしたので

現場は任せておきました

2

紅の豚で戻ると

ほんの少しで

下地左官が終わる頃

4時には終了

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そんな

「久方の休暇」

でした