2011年12月

productdesign

「栃木レザー」と「PELLE」

2011.12 / 31

<栃木レザー>

国産で革素材を追求すると

「栃木レザー」

そこに

たどり着く

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植物性タンニンのみの鞣しにこだわるばかりに

良い素材との出会いも容易ではない

そんな素材の追求をしつつ

我が

オリジナル レザーアイテムは開発

そんな中

昨日

栃木レザーを使用した新作が届いた

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『IDケース』

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2色展開

裏面にはオリジナルの証

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そしてもう一つ

再生産のこちら

『携帯ネイルカッター』

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大好評に付き2作目

ケースのこだわりもさることながら

ネールカッター半端無い

「切れ味」

こちらも国産刃物メーカーでは一流品

そんなこんなで

本日

オリジナルアイテムはサロンに展示

<PELLE>

CONCIATA

AL VEGETALE

IN

TOSCANA

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スタジオへ帰ると

「太巻き」

しかしながら

「寿司」ではなく「革素材」

イタリアン ショルダー レザー

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監督さんの見守る中

質感チェック

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イタリア トスカーナの伝統

その

「鞣し」

こちらも天然植物性タンニンのみを使用

『伝統と技術革新』

その両立をはかる素材

その点

「栃木レザー」の思考と

酷似

だからこれを選んだわけだが

初めて見るその素材感は強烈

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沸き上がるものを感じる

さて

何こさえましょうか

そんな

「栃木レザー」と「PELLE」

でした

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眼鏡

2011.12 / 27

<眼鏡>

表参道ヒルズにある

眼鏡屋さん

「リュネット・ジュラ」

店内はこれといって特に特徴は無いのだが

目当ての眼鏡がある

『HERRLICHT』

ヒルリヒト

詳しくは

こちら

やや量産気味の展開になりつつも

守り続ける

ゲルマンのクラフトマンシップ

今期の新作は

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素材は天然木

カエデ/桜/etc.

もちろんハンドメイドで

作者はただ一人

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木製というのでどんな造りかというと

細かなパーツまでもが

金属を使わない徹底ぶり

timotohazusus

そんなこんなで

まずは

昨今の海外ブランドの展開を視る

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お目当てはお預けで

デザインの移り変わり色々感じるも

さて

本題

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お目当ては

ちょいと古い代表作で

生産中止の初期型

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桜材

イヤーソックのねじりにこだわりを感じる

年明けの引き渡しが待ち遠しい

そんな

『眼鏡』

でした

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新作の設置

2011.12 / 25

<新作の設置>

彫刻家

『松本ナオキ』

つい先日発表された

新作

本日

「サロンに設置」

そんなところ

営業を終え作業着に着替えた私は

設置に向かう

サロンに着いてまずは

下準備

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どうなる事やら

作品の力加減で設置の位置取りも

難しくなるやも

考えつつも始める

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意外

迷う事なく位置は決まり

ベースを取り付け

本体を設置

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クリアランスの無い大物

はめ込みにやや手こずりつつも

完了

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このスペース1点で十分

そう思いつつも

止まらない

その

「変態願望」

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どんなもんかと様子を見るも

無いよりあった方が良い

いや

無くてはいけない

そして

2点目は設置決定

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2点目の設置は意外と容易だった

さらに

3点目は様子を見る以前に

設置は決定していて

位置の確認

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自由契約中のアシスタントに指示を出し

位置決定

設置

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付いた

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元々こんなにもアートな空間は存在しないのだが

さらに

グレードが上がる

その

『感覚』

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沢山の人に感じてもらいたいと

そんな思いで

年内設置を変態パワーで敢行

そんな

「新作の設置」

万歳

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でした

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若い頃のクリスマスにて

2011.12 / 24

<若い頃のクリスマスにて>

もうずいぶんと前の事

私は若く

21歳

そこは

LONDON

クリスマスイブ

ホームステイをしていたところの家族と過ごす

イブ

午前中は教会へ行き

賛美歌を歌う

その家族

当然と言えば当然

私は無宗教なので教会へは行かず

家で待つ事に

午後になると近所の原っぱで

ご近所さん達が大勢集まり楽しく

団欒

何一つ贅沢なものは無く

持ち寄ったホームケーキなどを食べて楽しく

団欒

話しの輪に入るのも何やらぎこちなく

「これで暖まんなさい」

カップに入ったホットワインをいただく

少し酔ったので

そのまま原っぱで数人と寝っ転がったりし

暗くなってきた空を見上げたりして過ごした

「んー地味だな」

夜になると家に帰って

家族と私

離れて暮らす次男坊も加わり

滅多に料理をしないママの手料理で

団欒

色々と聞きたい事が出来て

クリスマスイブの過ごし方や何やら聞いた

本場は地味

『地味』

地味とか地味でないとか

そもそもそういったものではなく

『それ』

なのだと知る

普段よりも慎ましやかに

ほんの少しばかりの食べ物となかなか揃わない離れた家族

そんなひとときを過ごせる事に対し

『神に感謝』

そんな事柄

それ以来

仕方無しのお付き合いはあるにせよ

本質的には

『私のクリスマスは無くなった』

とさ

そんな

『若い頃のクリスマスにて』

でした

(さらに…)