2011年2月

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沖縄 Part-5

2011.2 / 18

沖縄にも鉄の文化が残っている

当然の事ではあるが

そこには

世界中に見られるセオリーがあるのだ

「鉄を制する者は世を制する」

単に武器を作る事だけではなく

鉄を使った農具をこしらえる事も出来る

そう

土地が豊かになる

と言った事も含まれるのだ

琉球王朝時代にも存在していた

<鍛冶の道具>

P1010799

<作られた農具>

P1010798

グスクにも鍛冶場があった

それが

IMG_0081

写真の

へこみの岩陰で

鍛冶職人が

武器や農具を作っていたとされる

この環境ですから

暑かったでしょうね

でした

garden

沖縄 Part-4

2011.2 / 17

満開

沖縄の桜はご存知の通り

本土の桜とは品種が異なります

緋寒桜
(ヒカンザクラ)

P1010713

沖縄の方にはあまり関心を持たれていません

なので

花見などしている光景も無いのです

しかし

花の蜜を目当てに沢山の野鳥がいました

こちらは

メジロちゃんです

P1010704

他に

ヒヨドリも観られました

野鳥と桜に

私のモチベーションもピーク

しかしながら

地元の方には珍しくなく

野鳥も当たり前

「こいつら餌あげたら図々しくここまで寄ってきますよ」

最も関心があるのは

県花

<デイゴ>

この時期はご覧の通り時期外れ

P1010715

咲けば見事な赤い花だそうです

でした

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沖縄 Part-2

2011.2 / 17

座喜味城跡

(ざきみじょうあと)

15世紀の初頭

築城家

護佐丸
(ごさまる)

によって築かれたと言われる

歴史的な事はさておき

感じた事をお伝えするとしよう

護佐丸はすごい

P1010770

見事な曲線美と構造

そして理にかなった技法を用いている

おもに

「布積み」

部分的に

「あいかた積み」「野面積み」

ハイブリッド積み

である

私が注目しているのは

独特の積みかた

「あいかた積み」

P1010781

強度の無い琉球石灰岩の弱点克服のため

現合で手間をかけ設置面積を増やしている

だが

ごく一部しかこの積みかたをしていない

なぜに

(ここは岩盤の上にあるとの事)

謎解決

もう一つこの

グスク
(城)

珍しい物がある

P1010788

「くさび石」

アーチの中央にくさびを入れている

独特の技法

ヨーロッパに無いアーチ

P1010776

ご立派

しかしながら

このようなグスクを短時間で築かせたのだが

問題は無かったのかというと嘘である

すぐ下に川が流れている

そう

かなりの重労働を課せ

使い物にならなくなった者をその川へ捨てていたそうです

嘘のようで本当の

怖いお話

でした

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沖縄 Part−1

2011.2 / 16

沖縄へ行ってきました

サロンの連休

2/15、16

一泊二日

またもや強行してしまいました

<ヒロさんの沖縄紀行>

と題しまして

特集でお伝えします

今日は

Part-1

(プロローグ)

2/15

6:25羽田発 沖縄

深夜の雪のため心配したのですが

何事も無かったかのように

予定通り出発

<浜松上空>

P1010664

約3時間後

<沖縄着>

P1010667

今日の朝

11:00

ホテル前のビーチ

独り占めの

P1010761

何気無い一枚の写真ですが

奥に見える波に削られた岩

『琉球石灰岩』

この石灰岩にまつわる

アレコレ

後ほど展開されますので

もう一枚

P1010757

簡単に

琉球石灰岩はどちらかと言うと柔な岩

なので

写真のように

波で削がれます

一見ありそうですが

面白い造形美

何はともあれ

先ほど無事に帰りました

antique-vintage

古い道具

2011.2 / 15

古い道具はものを語る

職人の魂が宿る

しかしながら

職人の手を離れるものも多い

P1010617

大切にされていたツールくんたち

訳ありか飼い主と別れたこの物たち

心境察す

皆さんせつな顔に見える

方々で

手放されていたツールに出会う度

思う

そして

手に取る

買ってしまう

そして

ケースに入れ大切に扱う

P1010618

滅多には無いが

使ってこその物と思い

ケースから取り出し

使う

P1010619

粗末にお蔵入りでは味気無い

まだ現役のツールくんたち

でした