space-design

テラコッタの施工はこうだった!

2013.3 / 13

昨日

下ごしらえは終えていた

なので

本日

「施工」

そんなところ

サロンワーク前にと少々時間は早いが

手も早い

既存のタイルが貼られているが

貼るのはここ

2重に貼る

ビフォーは下

IMGP4281

側面もちょいと気になるので

そこは後日

モルタルで埋める予定

なので

そこの位置までをシーラーを施す

IMGP4285

もちろん

他の方法も有るには有るが

タイルにテラコッタの2重

タイル接着用のボンドも使うが

そのボンドの付きが良いように念のためのシーラー

次いで

タイルボンドを乗せ

IMGP4287

専用のヘラで全体へ広げる

IMGP4288

予め

このタイルの厚みは1枚1枚微妙に違っている

しかしながら

神経質にこの段階でなってしまうと

仕上がりがシャビーにならないので

よほど薄いテラコッタのみを団子貼りするワケ

因に

団子貼りとは白いボンドをたっぷり団子状に付け

叩いたり押したりし

高さを合わせる技法

主に石を貼る時に使う

ここまで終われば

乗せるだけ

IMGP4290

最後に押しながら

全体の調子を合わせて

早朝の作業は終了

つづきは後日やる予定が

サロンワーク後に

少しばかり開いた時間が出来たので

メジを施す事に

「白メジ」

なのだが

通常このような下に使う白メジは

汚れが気になる

なので

私の場合

一工夫

「チャコールの白メジ」

ネタづくりから

砂を入れたバケツ

IMGP4292

次いで

白セメンを入れる

比率は1対1程度

IMGP4293

そしたら

ここが一番のコツ

「水を入れずにザックリ混ぜる」

IMGP4294

次にヒシャクで水を入れ

ここでもザックリ混ぜる

今回の場合は丁寧に混ぜすぎるとNGです

IMGP4295

手際良く隙間に入れ込み

IMGP4297

ゴム製のヘラで押し込んだり

余分なメジ材を取ったりし

IMGP4298

「スポンジにての拭き上げの注意点」

テラコッタの場合

結構な水気を吸い取って行くので

きれいな水でスポンジを洗いながら

通常の2、3倍の水分を加えつつ拭き取ると

砂が浮いてザラザラの状態に

IMGP4303

『狙ったメジの感覚』

汚れも気にならない

B級タイルのムラや割れは有るが

むしろ

雰囲気がシャビーでいい

IMGP4311

IMGP4309

砂と白セメンのチャコール感が出ています

引きで視ると

IMGP4314

離れてみると

「白メジ」に見える

IMGP4319

因に

ドアーの縁で框の部分の高さは

予め20ミリ

テラコッタ施工後に面位置になるよう設定

框の白ペンキもシャビーに仕上げてある

IMGP4313

高さを合わせやすくする為に

框側にメジをまわし

メジ間のバランスが難しいのですが

真物はセンターの1列のみにし

カットの手間はかかりますが

違和感を消しています

狭い方が難易度が高い

そんな

「テラコッタの施工はこうだった」

でした

Bookmark and Share