2011年1月

productdesign

ボストンバッグ

2011.1 / 27

ホースレザーボストンバッグ

数年前
自分のために
初めてデザインしたバッグである

LI-1

一泊二日
そのささやかな旅の友として作ったボストンバッグ

LI-2

風呂敷のような使い勝手に成るようにイメージ

素材の良さを生かし
縫いの部分を最小限に

(包み込むように中へ収める )

目立たぬ位置に
ガラスのトンボ玉を飾りに使う

軽量感を追求し
馬革を薄く削り
要所に補強を加える

ここまでは自分で出来ますが
後は助言が必要


細かな指示出しは
バッグデザイナーの向井氏にお願いし
職人さんの手配も相談に乗ってもらう事に

向井氏とは25年の付き合い
現在もレザーアイテムのシーンに欠かせない人物
そう
レザーワークのパートナーである

下に置いた時の
「くたれた」おもむき
それこそ
望んだ雰囲気

完成後
更に
数年程出番はありませんでした

残念 無念
このイメージはなかった

でした

この世界
仕方が無いのです

私のチタニオくん
ニューモデルの到来とともに
世代を譲り
ややテンション抜け気味

TITANIO_325_011

やっぱ
どことなく新しい感じが
漂っているように見えるなー
それほどでもないか ー

チタンフレームは
他の素材を用いたフレームより
時代性をあまり感じないと思いますよ!

しかしながらおめでたくも感じるのです
と言いますのも
DE ROSA家でただ一人
チタンフレーム作りを許されるのが
次男坊

そして私
藤田家ですべてを許されて生きております
次男坊

logo_derosa01

今日はお買い物

15、6の頃からですかねー
このデザイナーの服を着るようになったのは

entrance

仕事柄というより

もっと前から

元々服飾界には興味があり
高校生の頃
美容か服飾か悩んだ時期もありました

それから
30年近く愛用しております

今日も楽しく買い物させてもらいました
ここのところ
おすすめチョイスしてくれるのは
M.Mさん

IMG_0409

爺に成るまで
通したいものです!

Yohji Yamamoto Весна-Лето 2009 from Livefashion on Vimeo.

others

Farrow&Ballのペンキ

2011.1 / 25

サロンに使われているペンキ

fb_title

白い部分
NEW WHITE 59

黄色い部分
BABOUCHE 223

077

塗った自分をほめる以前に
これほどのペンキ材は他に無いと思います
そして
豊富な色の展開

P1010599

こうなると
すぐ他の色を塗ってみたくなる
それが
グリーン系でまとめた

070227010255m0

色によって
雰囲気が落ち着いているのが分かると思います
SAXON GREEN 80
CALKE GREEN 34

顔料割合が高く

マット感のある仕上がり

とても気に入ってます

イギリス人の色彩感覚恐るべし

でした

私の車両

P1010568

こちらのベースに成っているのが
’61BMW R69S
5
私のところへやってきた時には
アメリカのビルダーによって
かなりのカスタム履歴があり
プラン座礁なのか不動車の状態でした
当初のカスタムプランであったと思われる形を尊重し
こちらで一度完成させたのが

081115193658b6

本来ならば
この私とて
これほど貴重な車両がオリジナル思考で存在しておれば
自ら手を下すような事はしないのです

そう
やらねば行けないような空気が

そして
可哀想に見えたから

でした