*さいき*
ハリポタでもハガレンでもないです
今日の化学に至るまで火の発見、冶金術を経て
錬金術というものがありました
錬金術師達はエリクサーや賢者の石を追い求めました
賢者の石を使うことで卑金属を貴金属に変えることや
ヨーロッパでは流行病対策として医薬の面でも期待された
この賢者の石を求め多くの錬金術師達が危険な実験をして命を落とした
16世紀の錬金術師パラケルススがアルカエスト(万物融化液)という液体を作った
アリストテレスの四大元素論を元に
(この世界に存在する物質は火、風、水、土から構成されているという思想)
アルカエストを使うことによって全ての物質を溶かして第一質量に変える事ができる
という話があったが実際生成されていたアルカエストの正体はフッ化水素だった
またホムンクルスのように無生物から人間を作る技術も錬金術といわれた
現代では自然科学の発展により錬金術の科学性は否定されているが
高エネルギー物理学(粒子の衝突反応や素粒子など)における物質の生成、消滅において
近代化学の理論が追いつかない事もあり「アルスマグナ」の思想は研究の対象となっている
ロマンですね!!