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チタニオに乗る前に

2011.10 / 21

<チタニオに乗る前に>

私の考える

「注意点」

現代

商業ベースで物は大量に作られます

それは当然の事と思いますが

何せ展開が早く

カーボンフレームに関しては特に感じる

「時代の流れ」
(3年持たず時代遅れを感じてしまいます)

そこで

たどりつくのが

『金属フレーム』

そんな

法則の中で

チタニオをお考えの方

当然

昨今のカーボンにしかり

各メーカさんも飽きられないようなカラーの展開もしておりますが

比ではないと私は感じます

手元に届いて感じたのが

そこから解放される

『安堵感』

しかしながら

覚悟もそれなりに要します

なので

私が考える注意点をいくつかお伝えしたいと思います

殆どの方が

カーボンフレーム後にここに興味を示されるようですが

私もそうでした

飽きない/長持ち/所有感/経済的

etc.

しかしながら

フレームのみを構築しても

「あまり意味が無いと思います」

それ以上の事柄を求めるのが

『チタニオ』

オーソドックスにバイクを楽しむ程度で満足出来る方は

ステンレス/クロモリ

などの選択も有ると思います

***

特に気をつけたのが

『経費の捉え方』

以前は3年ごと

フレーム/コンポ/ホイール

この辺りをそれぞれの周期で差し替えてました

なので

毎年いずれかが差し替えの時を迎える

「年ごとプラン」

この周期を出来る限り長くする

その為に

フレームの選択が重要でした

3年周期でフレームを取り替えるより

長く乗れるフレームは

結果

「安い物になる」

***

次に気をつけたのが

『ホイール』

このフレームを選択した時点で

それなりのグレードのホイールをいずれは欲しくなるでしょう

私の場合

「中古のフルクラム レーシングライト」

そして

フレームより1年ほど前に買った

「ボラ ウルトラ トゥー」

この2タイプを持っていたので

それを確かめるように比べてみました

レーシングライトでは金属フレームの硬さが残り

ボラの際には消えました

なので

カーボンフレームの時よりも遥かに

ホイールのグレードアップは

「効果的」

つい先日

ライトウェイト ヴァントゥー

こちらは

ある方からいただいた物で

これを入れたら

びっくり仰天の仕上がりに

「なったとさ」

このような経過のもとで

感じた

『ホイールはカーボンのフレームの時より違いがはっきり出る』

『そこまで求めないならチタニオでなくても良いのでは』

そして

お察しの通り

ホイールも高価ではありますが

長く使える物になってます

因に

コンポに関しては

以前所有のカーボンフレームより

移植

スーパーレコード 11

なので

「軽量化は当然の結果」

***

次いで

『所有感』

私はおん歳46

まだまだですが

それなりに物も観て来ている自負はあります

「選ばれた職人の仕事」

それを感じて乗るも良し

一杯やるも良し

チタニオに関してパッソーニも考えましたが

デローザにしました

それは

「作り方から生じる違い」

現在の行程は定かではありませんが

当初

パッソーニの場合

「溶接師とその溶接痕を研磨する職人が居て」

要するに

『溶接が綺麗でなくても良い』

『溶接痕を取る事で強度が落ちる』

そのように感じてしまいます

それに対し

デローザの場合

『溶接痕(ビート)が綺麗なのでそのまま』

ただこれだけかと思うところが

大きな違い

私はそのように感じました

もちろん

「チタン溶接の難しさは大前提のお話」

因に

昨今の金属フレームの溶接痕が研磨されているのは

「職人のレベルが下がっているのでは」

などと感じます

その他

チューブの形状を観ても

美しいと感じます

そうなんです

『美』

なんです

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あくまでも私の感じる

「長いようで短い」

『チタニオに乗る前に』

でした