space-design

その後のARMSプロジェクト

2015.10 / 14

経過報告兼ねて

腰壁はH1000と通常の高さよりも高く設定

と云いますか

通常の高さが設定される遥か昔の時代設定もある故

色んな事が今は無い方法や材料の選出まで様々なところであるワケで

ワイドホワイトパイン(W450)も今では貴重な存在ですが

適度に用途を変えて使うワケ

因に

腰壁の板はレッドオークW38と極端に狭くしております

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そう言えば

ボックスベンチももう一つ出来まして

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因に

450もある広い板を切ってペチョッと貼るだけに視てしまうのですが

着座の際に踵をぶつけやすいのでケコミは下げて拵えましたよ

それに

全て裏止めしてますので特に何事も無かったように見えてしまいますけど

無垢の幅広は反りや厚みにばらつきがございまして

ピタッと収めるにはそこそこ手間がかかります

既存のサッシをそれなりに加工し始めましたが

封じ込めるにもコツがありまして

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下板はもう少し手前出したいのですがベンチに近いので

危険回避のため僅かに押さえておきました

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腰壁との絡みもありましたがそれぞれつじつま合うように拵えれば

色んなモノたちが景色の一つ一つになって行くのですよ

御覧のように

床 柱立て 壁 作り付けの什器

作業の流れは下から上へ上へと進んできましたが

場合によっては

上から下の方がいい場合もありますし

今回のような複雑な空間の場合には

目に入る部分から作った方が全体のイメージを確認しながらやれるので都合が良くなります

床を先にやった理由は

床のイメージにぶれ等無いしただただ効率が良く進められるから

このまま上へ進むと思うかもしれませんが

来週は逆側の壁へ移行し

石積みと漆喰壁の下地にしようかと思います

そんな

「その後のARMSプロジェクト」

でした