暑い季節になりました
!
なので
もってこいの季節到来
と
そんなところ
約2年半ほど前になりますかね
タブリーズ産のメダリオンを敷き込んだのは
ベージュを基本としたマヒ柄
当時のパシャリが
下
敷き込みの最中から
監督さんをはじめ家のワン子達のお気に入りになったこちら
2年半も経てばお気に入り過ぎて
絨毯を舐める癖に取り付かれたチャッピーにより
シミが
下
そんな事から
通年を通し最も絨毯の洗いに適している今
さくっと畳んで
ポイ
と
メンテナンスにお願いした
と
ここまでが私の事柄
ついでに
貴重なアンティークの絨毯に遭遇したので
<お話1>
ESFAHAN
イスファハン
222×152
色数が多くボーダーの柄密度も良い
イスファハン産の中でも珍しいタイプの柄
70年は経っているが使用感は無く
非常に状態のいい物
フィールド内の生成りの色味もやや濃く
柄の密度がとても良い
毛足は短く織りの密度もあり
しなやか
縦糸はシルクで横糸はウール
自由柄の伸びの良さは元より
その後のイスファハンの柄に大きな影響を与えている
そう言った貴重な1枚
そして
<お話2>
MEIMEH
メイメー
318×232
一見
平織りに有るようなデザインにも見える
しかしながら
絨毯の場合
柄の奥行きが違う
メダリオンと言ってしまいがちだが固有の柄
joshaganジョーシャガン
この産地にはよくみられる柄
100年は経っている1枚
ウール100%
中心のメダリオンもさることながら
メインボーダーはもちろん
サブボーダーに至るまでバランス良く縁取られている
下
結びはカギを使わない手による物で
裏の景色も良い
ルーペで覗くとこんな感じ
下
広く見ても狭く見ても
なにかしら見えてくるのがペルシャの絨毯
図柄の中心にもう一度目を向け
一つ一つのダイヤ柄
つまり
メダリオンのオンパレードに目を向ける
下
このようなメダリオンの一つ一つに意味合いを持つのですが
これが26種類ばかりあって
そこには触れませんが
大変良い完成度だと思いますよ
!
モノづくりを通して分析すると
様々な物が見えてきて
いつの間にか刷り込まれます
この
刷り込みが貴重なのですよ
意識をしていない目で視ますが
良い物は自分の感性を通し
気になる物とそうでない物に分かれます
その自分の感性を疑った事は無いのですが
目的あっての物
なので
使い方の背景や使う方
その擦り合わせ
場合においての
良い悪いは最終的に判断
しかしながら
なにを取っても
先ずは自分のフィルターを通し
記憶されない事には始まらないのです
!
絨毯の柄に限らず
いつの間にか
何かしらのイメージに何かが関わって行くのですよ
記憶を探れば
!!!
そんな
「暑い季節にはもってこい」
*
でした