本日はサロンワーク前に
愛用のシザーをお手入れして頂いた
と
そんなところ
研ぎ上がったシザーが手元に届く
下
25年は愛用しているメインのシザー
「おそらく」ブランド
!
「おそらく」ブランドとは
玉鋼を用いた日本刀(小刀)を作っていた
刀鍛冶の継承
つまり
以前は刀鍛冶職人が需要の減少と共に
鋏の製作に携わって現在に至る
因に
玉鋼とは
関東の小刀によく使われていた
優れた鋼(はがね)
ま
今では合金になっているシザー
作る方も使う方も
そして
メンテナンスを施してくれる方も
みな職人
なので
気に入ったら付き合いは永くなるのですよ
!
本日研いでくれた村上氏
アシスタント時代からのお付き合いなので
もう30年近くのお付き合い
サロンの駐車場にて
下
もちろん
車内は自主制作で鋏のメンテの事は何でも出来る
かなりのベテランぶり
イメージですが
こんな感じで研いでいます
下
作業が終わって
ちょいと
新人用に良いシザーが無いかと
訪ねたら
下
「NIC」ニックがずらり
下
こちらは
関西の良いメーカーで間違いの無いシザーと思います
値段もお手頃でかなり永くも使えそうですし
造りやラインナップもよく
切り心地が違った刃のシザーを使わなくとも
シリーズで揃える事も
可
新人にはこれを勧める事にします
!
因に私の場合は
下
メインの3本柱
上から
「おそらく」のセニングシザー
「おそらく」のエフラージュ用の5インチ
「おそらく」のブラント用8インチ
すべて
村上氏に少しばかりのカスタムを施して頂き
より私の手に馴染むよう手を加えております
!
超高級品のハイネッタ等のブランド品は
工場出荷は5万円程
いくつもの中間業者が挟まり
値段が上がってしまい
馬鹿みなお値段になっているのですよ
!
他にも
同等の良いシザーは色々とあるのですよ
!
そして
研いだシザーはサロン内で
髪を切る前にティシュペーパーをトリガーで湿らせ
切る
そして
乾いたティシュペーパーを切る
下
セニングシザーも同じように
下
そして本番は
柔らかい毛のカスタマー様から
徐々に
硬い毛のカスタマー様へ使って行きます
そう
これをしないと
刃こぼれをしてしまい
良い切れが永く持ちません
!
そうなると
もう1ペアー サブのシザーが要るのですよ
!
何本あれば良いのかなんて
そんな大げさな数にもなりませんよ
!
手は限られていますし
結局
使いやすいシザーしか使わないので
そんな
「シザー」
*
でした